スポーツをしたあと観戦の後、夏などの暑い季節には、汗をかくことは防ぎきれません。「むくみや肌荒れの防止」「ターンオーバー(お肌の生まれ変わり)の促進による美肌効果」など、様々なメリットがあります。しかし、汗を一緒に潤いが奪われてしまい乾燥の原因へつながりやすいほか、お肌トラブルが発生する可能性があります。
今回は、汗をかいた際のスキンケア方法・お手入れについて解説していきます。
汗はなるべくこまめに拭き取る
汗をかいたあとにそのままにせず、すぐに拭き取るようにしましょう。
汗により雑菌が繁殖したり、自分の皮脂にかぶれてしまうことにより、肌荒れやあせもなどのお肌トラブルに発展する可能性があります。清潔なタオルで、こすらないように、やさしくあてるように拭き取りましょう。
濡れタオルを使う
汗を拭くタオルは「濡れタオル」を使用することをオススメします。濡れタオルを使用することで、汗の塩分も体に残りにくくなるほか、結果的に体温も下がりやすくなります。
乾いたタオルで拭き取るほうが、かえって汗が出やすくなります。
使いふるしたタオルは繊維が肌にダメージを与える可能性があります。定期的に買い換えるようにしましょう。
参照:フェイスタオルの寿命は?交換時期はどれくらい?(外部リンク)
日焼け止めは定期的にぬりなおそう
スキンケアで非常に重要なことは「紫外線対策」です。汗をかくとたいていの日焼け止めは落ちてしまいますので、こまめに塗り直すようにしましょう。
紫外線を防ぐ効果を示す「SPF値」や「PA値」が高い日焼け止めを使用することで、紫外線のダメージを防止する効果は高まりますが、汗と一緒に取れてしまえば効果はほとんどありません。
実際、紫外線が日本の5倍と言われるオーストラリアでは、2時間おきごとに日焼け止めを塗り直すことが推奨されています。「SPF50+だから大丈夫」と過信せず、定期的に塗り直すようにしましょう。
実際にスポーツを行う場合には、ウォータープルーフタイプの日焼け止めを使用も検討すると良いでしょう。
なるべく早く入浴する
汗は、タオルだけではどうしても拭き取るだけだと取り除くのは難しいです。なるべく早めにお風呂に入るようにしましょう。
また、熱いお湯は使わないようにしつつシャワーだけですませず、肌をクールダウンさせるといいでしょう。
入念に保湿ケア
洗顔後や入浴後に、化粧水や乳液で、お肌にうるおいを与えましょう。皮膚に保護膜を作ることにより、お肌トラブルを防ぐとこともできます。
一瞬で終わるような、オールインワンタイプの化粧品を持っていると便利です。
汗を洗い流す前にスキンケアをするのは、せっかくのスキンケア成分と老廃物が混ざってしまいます。しっかり汗を流した後でスキンケアを行いましょう。