ニキビを治したい・スキンケアを始めた場合、シャワーのみと湯船に浸かるのどちらがいいかご存知ですか?結論からいうと、入浴することをお勧めします。今回は、スキンケアに湯船につかることが効果的な理由と、より効果を出すための入浴方法をご紹介していきます。
ニキビには湯船につかったほうがいい
スキンケアやニキビ対策には「湯船に使ったほうがいい」です。
湯船に10分〜15分程度浸かることを継続することで、
- 汚れが落としやすくなる
- ターンオーバーが活性化する
- お肌が潤う
- 化粧品の効果もあがる
というように、お肌にとっていい状況起こすことができます。
汚れが落としやすくなる:お風呂に浸かることがニキビにいい理由
湯船に浸かることで毛穴が開き、奥から汚れが浮き出てくるため、落としやすくなります。
皮脂は、温めることで柔らかくなって肌から剥がれやすくなります。すなわち、お湯にしっかり浸かって体を温めることで、擦らなくても汚れのほとんどが落ちるのです。
ターンオーバーが活性化する
お肌が清潔な状況に保つことで、お肌の生まれ代わりである「ターンオーバー」が活性化します。
スキンケアは、基本的に即効性はありません。効果がでるには、ターンオーバーが3周は必要だと言われています。
お肌が清潔な状態になることでサイクルが早まる効果があるため、結果としてスキンケアに良い影響を与えます。
参照:本当に効いている?スキンケアの効果を見極める正しいタイミング
お肌がうるおう
スキンケアにおいて重要なことは「お肌に潤いをあたえ、その潤いをキープすること」です。
お風呂につかることにより「お肌のうるおい」も上昇します。うるおったみずみずしいお肌は、お化粧のりもよくなります。
「乾燥したほうがニキビ対策になる」というイメージをお持ちの方も多いですが、実際には乾燥したことで皮脂が過剰に分泌されてしまい、かえってニキビの原因となることもあります。
スキンケアの効果も上がる
上記のように、お肌が清潔に保たれることで、化粧水としったスキンケア用品の効果アップも期待できます。
現在では、さまざまなスキンケア商品が定期コースで販売されていますが、その解約理由で「効果が実感できなかった」という場合も多いです。どうせスキンケア用品を購入するのであれば、より効果的にしたいですよね?
これからスキンケアを始める人もにも「入浴の習慣」を作ることは、より化粧品の費用対効果を高めることにつながります。
よりお風呂でのニキビ対策を効果的にするために
また、ここからは「入浴でスキンケアの効果を高める方法」についてご紹介していきます。
お風呂の「つかりすぎ」に注意!
お風呂がお肌にいいかといって、長時間つかればいいというわけではありません。長い時間はいってお肌がふやけた状態となると、潤いを保つ成分や皮脂などが必要以上に流れ出てしまい、かえって乾燥肌になってしまう可能性があります。
湯船につかる時間は、15分程度までとし、38〜40度のぬるま湯にするといいでしょう。
洗顔のタイミングやシャンプーや体を洗った後に
洗顔をする場合、入浴後一定時間が経過してからをお勧めします。
お風呂の蒸気で毛穴が開き、汚れが落ちやすくなるのです。
また、シャンプーやコンディショナーなどのすすぎ残しがあった場合、これがニキビなどの原因となることもあります。洗顔を後にするこのによって、このすすぎのこしの可能性も下げることができるのです。
クレンジングは一番最初でOKです。
タオルで拭くときに擦らないように
お風呂の後にタオルでゴシゴシ顔を吹いてしまうと、摩擦のダメージを与えてしまったり、本来必要な角質や水分まで奪ってしまいます。
擦らないように、かるく押し付けるように拭き取るようにしましょう。
バスタオルは毎回洗おう
バスタオルは、できる限り「毎回使用するごとに洗濯」をするようにしましょう。
バスタオルは入浴後のきれいな体を拭いていますが、汗や皮脂、石鹸カスなどから、雑菌が繁殖してしまします。タオルの匂いが気になるだけでなく、その雑菌から吹き出物や体臭の原因になってしまうこともあります。なるべくバスタオルは1回の使用ごとに洗濯するようにしましょう。
参照外部リンク:毎日洗おう! バスタオルには菌が100億個!?
タオルは定期的に買い替えよう
同じタオルを長期間使いすぎると、繊維が肌への刺激へとつながり、ニキビなどの肌トラブルの発生へとつながる可能性もあります。
使用頻度や洗う回数によって異なるものの、半年〜1年ごとに買い換えるといいでしょう。
参照:「フェイスタオル」の寿命は?交換頻度はどれくらい?(外部リンク)
できれば毎日つかろう
現在、一人暮らしで定期的にお風呂に使う人は6割程度であるほか、部屋に湯船がなく「シャワールームのみ」の物件も増えてきたようです。
家に入浴する湯船がなければ、さらにお金をかけて外に出なければなりません。せっかくスキンケアを始めたのであれば、湯船に浸かる習慣も同時に作ってもいいかもしれません。
参照:一人暮らしで定期的にお風呂につかる人の割合は?シャワーのみはどれくらい?(外部リンク)
お風呂あがりにスキンケアを
お風呂からあがったばかりのことは、まだ水分が肌に残っていますが「それは一時的なもの」です。一定時間が経過すると元に戻ってしまいます。
しかし、お風呂から出た後のお肌の汚れが取れた清潔な状態は「保湿成分が浸透しやすい状態」となっており、潤いを与えるのに効果的です。
スキンケア用品を最も効果的にするには、タオルで水分を拭き取った後、保湿を行うと効果的です。
ニキビの対策の場合「ノンコメドジェニック」のものを選ぶと効果的です。
湯船に入ることはさまざまなメリットがある
ここまで、お風呂に浸かることがスキンケアやニキビ対策に効果的なことをご紹介してきました。湯船につかることは他にも、
- 疲労回復
- ダイエット効果が期待できる
- 免疫力が上がる
- デトックス効果
などさまざまなメリットがあります。ぜひこれからスキンケアを始めるという方も、お肌をより改善していきたいという方も、ぜひ湯船にはいる習慣を作ってみてはいかがでしょうか?