様々な化粧品が「定期購入」にて販売されています。初回の割引率も高く、これまでスキンケアの習慣などがなかった男性もの多くの人も検討しているようです。しかし、実際に定期コースを初めたものの、何らかの事情ですぐに解約してしまう人も多いようです。
金銭的に高い:化粧品の定期コースをやめた理由
「継続するには経済的に厳しかった...」というのが定期コースを辞めた理由の1つです。
多くの化粧品の定期コースでは「〇〇%OFF」など大幅な値下げにより、非常に購入しやすく設定されていることが多いです。特に初回の購入は「半額以下」や「90%を超える値下げ」など定期購入の入り口が広く設定されていることも多く、「とりあえず初めてみよう」と気軽に初めた人も多いかもしれません。
しかし、その値下げ期間が終了した場合には、通常の料金が必要です。「定期では常に〇〇%OFF」という設定をされていることも多いですが、大事なことは「その支払う金額が続けられるのか」です。
スキンケアで何よりも重要なのは「継続すること」です。
洋服などのファッションに比べ、スキンケアやヘアスタイルなどは「毎日活かせる」ものです。おしゃれや身だしなみの中で、お金を使う割合を多めに取ることは、費用対効果が高いです。しかし、高級なものに手を出して続けられなかったり、ちびちび使っては効果がでるものも出ません。
「その定期購入を続けるとして、その金額を続けることができるのか」をしっかり検討した上で契約するといいでしょう。
定期購入だと思わずに契約してしまうケースに注意しましょう。
参照:「お試し」のつもりが定期購入契約に!激安価格で欺く悪質なネット通販(外部リンク)
効果があまり実感できなかった:化粧品の定期コースをやめた理由
「実際に購入してみたものの、あまり効果が実感できなかったから」解約したということもよくあります。
このケースの場合、大きく分けて以下の3つに分類することができます。
- 自分のお肌に合わない商品であった
- まだ効果が出るまで試す期間が足りていない
- その他の部分で効果が出にくくなっている
それぞれの対策などについてご紹介していきます。
お肌に合わない商品であった
残念ながらその商品が、自分のお肌に合わなかったというケースです。
人の肌も様々である以上、この可能性はどうしても捨てきれません。男性や女性で肌が違うのはもちろん、人によっても、季節によっても肌状況は変わります。特に女性の場合、生理周期も影響するため、同じ人でも状況は変わります。
また、販売されている化粧品は基本的には安全が確認されてから販売されています。しかし、相性によっては、かゆみや痛みなどが発生してしまう可能性もあるため、その場合はすぐに使用を停止するようにしましょう。
「○日以内なら解約無料」または「購入回数の縛りがない」コースを選ぶといいでしょう。
効果がでる期間で使用できていない
スキンケア商品などは、すぐに効果が出るものではありません。しっかりとした効果がでるまで、2〜3ヶ月は必要と考えましょう。
スキンケア商品はの効果が実現できるタイミングとして、「お肌の細胞が入れ替わるターンオーバー」を3サイクルは必要だと言われています。このターンオーバーのサイクルは1週あたり数週間〜1ヶ月と言われているため、「最低2ヶ月程度」は継続して様子をみたほうがいいかもしれません。
逆に3ヶ月継続しても効果が出ない場合には、スキンケアを見直したほうがいいでしょう。
参照:本当に効いている?スキンケアの効果を見極める正しいタイミング(外部リンク)
いきなり習慣を変えることは難しいものです。初めてスキンケアを始める場合には、オールインワンタイプなど手軽なものから始めるといいでしょう。
”即効性”には注意が必要
「即効性がある化粧品」も存在しますが、「肌表面にのみ影響している」ケースに注意が必要です。
「すぐに効果が感じられたが、中長期的には改善されていない」という状況にならないように気をつけましょう。
その他の部分で効果が出にくくなっている
せっかくスキンケア商品を行なっていても、別の要因により効果が出にくくなっていることもあり得ます。
具体的には、
- 食生活など生活習慣が乱れている
- 紫外線対策を行なっていない、間違っている
- スキンケアの順番が間違っている
- 洗顔やメイク落としで肌にダメージを与えている
など様々なものが考えられます。
スキンケアを始める際には「正しい方法」を身につけるようにしましょう。
使いきれず余ってしまっている:化粧品の定期コースをやめた理由
購入する回数が重なるにつれて「商品が余ってしまった」ことから、解約したという声もあります。
使い切る前に次々と新しい商品が届いてしまうのは、お金ももったいだけでなく、お家のスペースも圧迫します。各メーカーはその期間に見合った量を提供しているかとは思いますが、実際に使ってみなければどのようになるかがわからないのもまた事実です。
「購入する頻度の変更」や「購入のスキップ(一時停止)」ができるコースを選ぶことで「余ってしまう・買いすぎるリスク」を下げることができます。
参照:新生活ドットコム「スキンケアはどこにしまう?代表的な収納方法3パターン!」(外部リンク)
「続けられるか」「対応してくれるか」が重要
ここまで、化粧品の定期購入をやめることになった理由や、その対処法についてみてきました。
継続することで効果を発揮する化粧品を定期購入で購入することは、お得になることも多いほか、注文の煩わしさなどからも解放されるため、おすすめです。しかし、初回の割引率が高いことなどにより始めやすいぶん、辞めてしまう人が多いのもまた事実です。
「経済的に続けられるのか」「その手間を毎日行うことができるのか」を考えたうえで、柔軟に対応してもらえる会社で初めて見るといいでしょう。