ハリのあるお肌とは?
具体的には、お肌に含まれるコラーゲンの量が十分で、うるおいいがあり肌触りが滑らかな状態のことです。
お肌を軽く押したときに、ピーんと弾むような弾力が、「ハリのある肌」ということができるでしょう。
「ハリのあるお肌」を手に入れることで、
- 若々しく、元気に見える!
- 化粧ノリがよくなる!
- すっぴんに自信を持てる!
など、様々なメリットがあります。
「お肌のハリ」がなくなると...
お肌のハリがしなわれてしまうと、以下のようなお肌トラブルが現れます。
- お肌のたるみ
- シワが目立つようになる
- キメが粗くなる
- 乾燥する
- 毛穴が広がる
たるみは、とくに口元、目元、目尻やフェイスラインなどに、顕著に現れます。
お肌のハリの仕組み
お肌の「ハリ」を作り出しているのは、上記の図の「真皮」部分にある、コラーゲンやエラスチンといったタンパク質、ヒアルロン酸や、これを作り出している線維芽細胞の働きです。
ハリのあるお肌には、真皮にこれらの成分がぎっしりと満たされており、張り詰めた弾力を作り出します。
逆を言うと、何らかの原因により、この成分が減少、ダメージを受けた場合、お肌のハリは失われていくことになります。
ハリのあるお肌にする方法!スキンケア!
また、お肌のハリが失われる原因の代表的なものは、以下のようなものが挙げられます。
- 紫外線
- 乾燥
- ターンーオーバーの乱れ
- 加齢
それぞれの対策方法と、ハリのあるお肌を保つための方法をご紹介していきます。
紫外線対策
紫外線は、ハリを含め、お肌の組織を破壊する大きな原因の1つです。
紫外線を浴びることで、ハリを作り出すコラーゲンやエラスチン、線維芽細胞がダメージを受け、結果としてお肌のハリが失われてしまいます。40歳を超えたくらいからこの減少も顕著になります。
紫外線は、ハリを失うだけでなく、しみやしわなど、様々なお肌トラブルの原因となるほか、「老化の80%が紫外線などによる光老化」と言われています。習慣として、紫外線対策を行うようにしましょう。
うるおいを与える!
お肌が乾燥してしまえば、角質層が硬くなり、ごわつきやしわへとつながってしまいます。ハリのあるお肌にするためには、お肌の潤いを保つ必要があります。
十分に水分を染み込ませ、その潤いをキープするようにしましょう。
十分な睡眠時間をとる
寝不足により、成長ホルモンの分泌が減少してしまうと、お肌の代謝が下がり、ハリに必要なコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などの合成量が減少してしまいます。
ハリのあるお肌を保つために、睡眠時間はしっかり確保しましょう。
代謝や血流促進
ハリを作り出している真皮の成分は、古くなると分解され、ターンオーバーを繰り返しています。そしてこの働きには、血液からの栄養補給が非常に重要です。
- 健康的な食生活
- 定期的な運動
などにより、細胞に栄養が行き届きやすくすることが非常に有効です。
エネルギー代謝を助けるビタミンB軍や、活性酵素に対抗するビタミンE、タンパク質、ミネラルなどを重視するといいでしょう!
表情筋を鍛える!&毎日を楽しむ!
残念ながら、加齢とともにお肌のハリや弾力を保っている「コラーゲン」やエラスチの量が減少していきます。また、顔のハリを保っている「筋肉」も、年齢とともに弱くなり、皮膚にたるみが乗じるようになってしまいます。
顔に30種類以上ある「表情筋」を鍛えることで、年齢とともにおこるたるみを軽減することができます。
その表情筋を日頃から鍛えるこつは、無表情ですごすのではなく「笑顔」で過ごすことです。毎日を楽しくすごすことで、お肌のハリを保つことにつながります。
外部リンク:毎日の表情筋トレーニングで、もっとすてきな笑顔に!
ハリに有効なスキンケア成分
以下のようなものが、ハリのあるお肌とするために効果的な成分となっています。スキンケア用品選びの参考になれば幸いです。
- コラーゲン
- エラスチン
- ヒアルロン酸
- レチノール
- アスタキサンチン
- セラミド
- アミノ酸