ノンコメドジェニックとは?
ノンコメドジェニックとは、ニキビの初期段階とも言われる「コメド(=白ニキビ、黒ニキビ、面ぽう)」ができにくくする化粧品のことです。
ニキビは、角栓が毛穴に詰まってしまうことで「コメド」ができてしまうところから始まります。このコメドが炎症してしまうと「赤ニキビ」に、化膿してしまうと「黄ニキビ」に悪化してしまいます。さらには、適切なケアをしないと「ニキビ痕」として残ってしまう可能性もあります。
多くの化粧品には油分が含まれるため、これによりニキビを悪化される可能性があります。また、思春期には、ホルモンバランスの乱れによって皮脂の分泌が増えてしまい、コメドができやすくなる可能性も上がります。
参照:美的.com「ニキビによる皮脂詰まり「コメド」って何?医師に聞いた出来る過程や治療法をご紹介」(外部リンク)
ニキビ対策を重視する方、中高生の方はノンコメドジェニックの商品を検討するといいでしょう。
ニキビが「できづらい」商品であり、ニキビができないことを保証するものではありません。
ハイポコメドジェニックも同義
「ハイポコメドジェニック」も、ノンコメドジェニックと基本的には同じ意味です。ハイポとは、”低い”という意味であり、「コメドができにくい」ことを示しています。
ノンコメドジェニック=低刺激ではない
なお、ノンコメドジェニック商品は、ニキビができにくいことをしめしていますが、刺激が弱いことを示しているわけではありません。
特に敏感肌の方は、「低刺激」など表記もチェックしましょう。
ノンコメドジェニックテスト済みとノンコメドジェニック処方の違い
ノンコメドジェニックの商品には、「ノンコメドジェニックテスト済み」と「ノンコメドジェニック処方」の2種類があります。双方とも「コメドができにくい処方」という点では共通していますが、「ノンコメドジェニックテストを通過したかどうか」という点に大きな違いがあります。
ノンコメドジェニックテスト済みとは
「ノンコメドジェニックテスト済み」と表記されている商品は、日本人男性の実際の肌による「ノンノンコメドジェニックテスト」にて、ニキビができにくいノンコメド処方であるとされた商品だけが記載することが許されています。
ノンコメドジェニック処方とは
一方、ノンコメドジェニック処方は、「コメドができにくい処方」ということを示しています。しかし、上記のノンコメドジェニックテストは実施していないほか、このようなテストは行われていない可能性もあります。