しっかり洗顔しているし、スキンケアもしているのに黒ずみができてしまう…
という方は多いのではないでしょうか?
毛穴の黒ずみは正しい方法で手入れをしないと、さらに黒悪化させてしまったり、別のお肌トラブルも引き起こす可能性があります。
黒ずみ毛穴の原因とやってはいけない対処法、正しい対処法をご紹介します。
そもそも「黒ずみ毛穴」の原因は?
毛穴黒ずみの多くは「角栓や汚れが毛穴が詰まってしまう」ことによって発生します。
具体的には、以下のように黒ずみ毛穴が発生します。
特に皮脂の分泌が多いTゾーン、鼻の部分は、黒ずみ毛穴が発生しやすい傾向があります。
毛穴黒ずみは、さらなる肌トラブルへ発展する可能性もある
「毛穴が詰まっている=皮膚にフタがされている」ということです。
つまり、黒ずみ毛穴をそのままにしていると、以下のようなことが発生します。
- 美容液や化粧水の浸透が悪くなる
- くすみやニキビの原因となる
せっかく高級なスキンケア用品を買い、時間をケアをかけたとしても、毛穴のつまりが邪魔して成分を浸透させることができません。
酸化が進んでしまえば、肌本来の透明感や明るさやツヤが失われてしまい、顔全体が段々と暗く見えるようになってしまう可能性もあります。
毛穴の黒ずみは毎日のスキンケアの効果を阻害し、さらなるお肌トラブルへと発展する可能性があるのです。
黒ずみ毛穴は年齢とともに悪化してしまう場合も...
年齢を重ねるとともに、お肌のキメやハリが失われていきます。もともとは小さい毛穴が徐々に緩んでくるため、加齢とともに黒ずみとして表面化しやすくなります。つまり、
しっかりと毛穴ケアをしていかなければ、着々と黒ずみ毛穴が増えていってしまうのです。
毛穴の黒ずみを解決するには?
ここまで毛穴の黒ずみの原因について解説してきました。これを解決するには、
- 詰まった毛穴の汚れを解消する
- 毛穴がつまらないような習慣を作る
- お肌本来の力を引き上げる
という3つを「同時並行」行う必要があります。しかし、
この方法を間違えると、より黒ずみを悪化させてしまう可能性があります。
黒ずみを治すのにこの方法はやめて!
なかなか取り除けないのが毛穴の黒ずみです。しかし、焦って黒ずみを解決しようとすると、かえって黒ずみができやすいお肌になってしまったり、別の肌トラブルを誘発する可能性もあるのです。
黒ずみを解決させようと、以下の方法をとっている方は注意が必要です。
- 貼って剥がすタイプの毛穴パックを使いすぎる
- 角栓を無理に押し出す
- クレンジングで無理に落とす・洗顔でゴシゴシと強くて落とす
- 化粧品を使いすぎる
貼ってはがすタイプの毛穴パックの使いすぎ
角栓が取れるような剥がすタイプの毛穴パックを定期的に使用する方は注意が必要です。このタイプの毛穴パックは、角栓が取れたのが目で見えるため気持ちがよく、効果的に思えるかもしれません。しかし、
パックを剥がすときに皮膚を傷つけてしまい、かえって毛穴を広げてしまう危険性があります。
毛穴のつまりの解消が一時的なものに過ぎず、むしろつまりやすくなってしまいます。すなわち、「長期的に見ると黒ずみを悪化させかねない」のです。
毛穴パックを使用する場合には使いすぎないように注意し、なるべくゆっくりはがすようにしましょう。
角栓を無理に押し出す
ピンセットや爪をつかって角栓を力任せにケアすることはおすすめできません。
これも毛穴をかえって広げることとなったり、お肌を傷つけることにより、さらに肌トラブルを招く可能性があります。
クレンジングで無理に落とす・洗顔でゴシゴシと強くて落とす
毛穴汚れや角栓を落とすために、お肌をゴシゴシと洗うことはやめましょう。
まず、「スキンケアにおいて、摩擦がいい効果を表すことは基本的にありません。」
さらに過剰な洗顔は乾燥や肌トラブルを招き、皮脂が過剰に分泌されるなど、黒ずみ毛穴をさらに悪化させる可能性があります。
化粧品の使いすぎ
黒ずみ毛穴の原因が「普段行っている化粧やスキンケア」である可能性もあります。
化粧の落とし残りがあれば、汚れとして黒ずみ毛穴につながります。せっかくのスキンケアも、詰まっている状態の毛穴には効果が薄れてしまいます。
正しく黒ずみを解決するには?
上記のように毛穴の黒ずみを焦って解決させようとすると、かえって黒ずみやお肌トラブルを起こしやすい肌となる可能性があります、
「正しく」「安全に」解決するには、以下のような方法があります。
- しっかりと泡立て摩擦が起こさないように「優しく洗顔」
- 清潔な蒸しタオルを使うなどして「毛穴を安全に開く」
- オイルを用いてお肌に染み込ませ、「角栓を柔らかく」する
- お肌に悪影響を与えないように汚れや角栓を「優しく取り除く」
- 「毛穴汚れを残さない」ケアをする
- 水や化粧水で毛穴を「引き締める」
- 乾燥などによる「皮脂の過剰分泌を抑える」
- ターンオーバーを活性化させ、「角栓を予防」する
焦って無理に解消しようとせずに、時間や手間をかけて中長期的な目線で解決する必要があるのです。また、
- 皮脂が多く分泌されている状況でオイルを使用すると、逆に毛穴のつまりを悪化させる可能性がある
- 角質ケアは毎日行うのは、お肌に負担となる可能性がある
- そもそも毛穴ケアにかけなければならない時間が多い
と、上記の毛穴ケアをを行うにも、注意しなければ多いことが多いのも事実です。